vol’19 2025.6.29 この田圃の海のような 水戸までの用事に、雨と雨の合間の大洗鹿島線に乗った。 田植えを終えた水田風景のきらめきが美しい。 20代の頃、はじめて水戸から大洗の列車に乗ったとき、この田圃の海のような視界の広さに感動した。大洗に住み始めてしばらくしてから、この大洗から水戸の間に広がる田園風景が縄文時代には内湾あるいはラグーンであったと知り、やはり海だったのだ。 前の日 次の日 一覧へ