vol’07
人生というものは詰まるところ、単一の窓から眺めたときの方が、遥かにすっきりして見えるものなのだ。
大人になるほどに、多様な見方、複眼的な思考が大切とされる時代にしがみついて生きなければ生き残れないような気がする。でも幼少の頃のように、心を急かせずに、じっとひとつの窓から同じ世界を見続ける時間にこそ真実が見えてくる。(本文を読む)

辿り着いた。
薄紅色のヴェールに守られた
ビオトープへ
生物生息空間のことだよ。
寝そべる私に岩間の白波が囁いた。
日が昇る。循環に接続される。
瞳や皮膚や肺は
エネルギーを吸い始め、
細胞たちは陽気に踊りだす。
緋色の髪も檸檬色の大気に
巻き上がる。
カモメはバレエのように
光と舞い遊び、
私は童になって波たちと踊った。
アフォーダンス
漂着の岸から波の群れに叫んだ。
吐き出した、吸い込んだ。
両手いっぱいの石を
思い切り投げた。
足指をひらいて潤すよ。
くすぐったいよ。
薄明光線の下、
気嵐まで踊り出すよ。
踊りながら童は
湯煙のなかに絵を描いた。
ああ、温かいごはん!
気持ちいいベッド!
踊る流木の詩
About living simply
with sea nature
vol’07
大人になるほどに、多様な見方、複眼的な思考が大切とされる時代にしがみついて生きなければ生き残れないような気がする。でも幼少の頃のように、心を急かせずに、じっとひとつの窓から同じ世界を見続ける時間にこそ真実が見えてくる。(本文を読む)
vol’06
暑い日々が続いているから、心涼しく過ごす。
熱い心もきゅっと涼めば強くなるかもしれない。
鋼づくりのように(本文を読む)
vol’05
大洗の森から蝉の声が聞こえてくると、自分の目に映る夏の風景は変わる。真夏の日差しを浴びながら書店に行く幸せの時間。チリンチリンと鳴る自動ドアを開けると冷房の効いた空気が身体を包み、紙の匂いがすうっと鼻に入る。沢山の異世界が掛かれた本たちが待っているのだ。(本文を読む)
「体験王国いばらき割」(全国旅行支援)による割引支援につきまして(続きを読む)
求人サイトhoteltree(ホテルツリー)で当社が掲載されました。当社の仕事環境について語るインタビュー記事となっております。hoteltreeは離職率が低いホテルやスキルを身につけられるホテルなど、働く上でおすすめできるホテルを紹介し、応募も出来る求人サイトです。ぜひご覧ください。(続きを読む)
週刊ホテルレストラン HOTERES Online連載「とんがりホテル」に当社代表の宿づくりに関するインタビューが掲載されております。関心のあります方はご覧ください。(続きを読む)